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〜アナログゲームとは妄想の世界~

その妄想力が、新たな世界への鍵となる

【開拓地の一年】やってみた!<ボードゲームレビュー>

 

どうも!SLACK FACTORYのROMです!

 

最近は仕事が忙しくなかなか遊べなくて、フラストレーションが溜まりに溜まっていたのですが……。

やっと遊ぶことが出来ました!

しかも前から気になっていたこのゲーム!

期待に違わず私好みの楽しいゲームでした!!

 

放っておいても多くの人がプレイしてくれそうなゲームでしたが、僭越ながらレポートさせていただきます!!

 

※これはゲームマーケットのプレイレポート用に書いた記事です。

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~概要~

開拓地の一年

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ゲーム名:開拓地の一年

出展:TDS

プレイ人数:2 ~ 4人

プレイ時間:40~60分前後

価格:2500円

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

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英雄によって、魔王は倒された。人類が次に求めるは、更なる繁栄。

王より、プレイヤー達は生存圏をより一層拡大するよう命じられた。

1年という任期で、どこまで発展させていくことが出来るのか、その全ては

あなたの采配に託されている…。

 

~第一印象~

シンプルイズベストを体現した作品とでも言いますか、パッケージは本当にシンプルです。なんなら「予算が足りなかったのかしら」といらぬ心配までしてしまうほどに。しかし、中身が想像出来ないと知りたくなるのが人間の性(さが)。シンプルさが逆に目を惹くというか、どんなゲームなのか興味が湧いてきてしまいますね。

 

そして、箱の大きさもまた興味の対象となりました。カードやトークン類だけであればあそこまで大きい箱である必要がありません。ということは、何かしらボードがあの中にあるはず……。

 

コンポーネント

さて、いざ開封の儀を行なうと、案の定 中から出てきたのは立派なメインボード!

 開拓地の一年 コンポーネント

「やはりな!私の推理に間違いはなかった!」と喚き散らしながら興奮したとかしないとか。

他にもカードや何かの資材として使われるだろうトークン各種、得点用キューブ、ポストカードのようなものもあります。

 

全体的にシンプルを貫き通すのかと思いきや、カードのイラストはなんだかポップな感じでやわらかい印象。

開拓地の一年 カード

ギャップか、ギャップ萌えを狙ってるんだな。なんてあざといゲームなんだ……。

 

メインボードを広げてみれば、なんと見やすくわかりやすことか!

 開拓地の一年 メインボード

どこに何を置いていくのか説明書読まなくてもわかるレベル!これはとてもありがたい。初めての時はもちろんのこと、久しぶりにプレイするってなった時も、このボードがあれば配置やら進め方やらすぐに思い出せそうです。

 

~プレイ内容~

ではでは、プレイ内容について書いていきます。

 

ボードゲームをしている人であればルール自体はさほど難しくないように思います。気になる方は下記URLにルールが載ってますので見てね♪

「開拓地の一年」ルール公開してます | TDS | ゲームマーケット

 

私はざっくりとした進行の概要だけ書きます~(手抜きでさーせん)

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◆セットアップ

 ①手札の配布、選択

 ②各山札の準備

 ③スタートプレイヤーの決定

 ④初期資源の獲得

◆ゲームの進行

 ①ラウンドの開始

 ②手番の行動

  ┗広場もしくは山札からカードを引く

  ┗カードを『利用』もしくは『配置』する

  ┗利用もしくは配置したカードの資源や効果を受ける

 ③ラウンド終了の処理

 ④セットアップ(②各山札の準備)に戻り、繰り返す

◆ゲーム終了

 得点計算をし、一番勝利点を多く獲得したプレイヤーの勝利

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とまぁこんな感じです。よくわからないかもですが、簡単にまとめると

『頑張って資源仕入れて、たくさんカードを配置していく』というゲームです。

システム的には街コロが近いような、そうでもないような…。

最終的には配置したカードに書かれた勝利点、また配置したカードの組み合わせなどで得られるボーナス点を合計し、一番得点の高いプレイヤーが勝利となります。

 

開拓地の一年 プレイ画像

基本的な流れとしては、ラウンドの開始時に『広場』と呼ばれる場所が4枚になるように山札の上からカードをめくっていきます。プレイヤーはその広場からカードを1枚選んで手札に加えます。その後手札からカードを1枚選び『利用』『配置』を行ないます。

 

『利用』は選んだカードを捨て札にすることで、そのカードに描かれている資源を手に入れることが出来ます。

 『配置』は必要な資源を支払って、そのカードを自分の前に置くことが出来ます。置くことで初めてそのカードに描かれている効果の恩恵を受けることができます。カードに描かれた勝利点も、配置して初めて獲得できます。

 

ここまで読んでみて「どこにでもありそーじゃね?」と思った方、慌てなさんな。このゲームの特に面白いところは以下の2つじゃ!

 

◆其の壱 … 『災厄』で生まれるジレンマが面白い!◆

前述した通り、プレイヤーは広場からカードを選んでいきます。勝利条件が配置したカードに描かれた勝利点の合計ですから、通常であれば より勝利点の高いカードを狙っていくのが筋でしょう。

 しかし、そこにジレンマを生み出しているのが『災厄』と呼ばれる仕組みです。

開拓地の一年 カード詳細

カードをよく見ると勝利点のマーク(Vのマーク)以外にも、色々とマークが描かれています。配置したカードの3つのマークの合計値が、他プレイヤーより低いと減点されることがあります。どういう事かというと…。

『災厄発生』と呼ばれる処理を6、9、12の各ラウンドの最後に行ないます。

開拓地の一年 ラウンド表記

要は「マークの合計値が一番低いのだーれだ!?」と確認をするのです。各ラウンドで確認するマークは3つの内1つだけです。じゃあどのマークがいつ来るかはどのタイミングでわかるの?ってなりますよね。

それを決めるのが3、6、9ラウンドに行なう『災厄予告』です。

3ラウンド目に、6ラウンドに行なう災厄、

6ラウンド目に、9ラウンドに行なう災厄、

9ラウンド目に、12ラウンドに行なう災厄、

という具合に、各マーク2つずつあるチップからランダムに取って決めていきます。

 開拓地の一年 災厄予告チップ

この災厄という流れがあることで、あれが欲しいけどこれも欲しい……と、程よいジレンマが生まれます。

 

◆其の弐 … 『季節変更』での山札の作り方が面白い!◆

広場のカードは原則として山札からめくっていきます。当然めくれば減っていくのが山札の運命(さだめ)……。初期配置での山札は12枚ですので、普通に進めたら当然足りなくなります。そこで山札の補充があるのですが、それが『季節変更』と呼ばれるものです。

この『季節変更』は、3ラウンドごとに山札にカードを補充して12枚に戻すことなのですが、サプライという束からただ補充するだけではありません。

新たな山札を作る際に、【捨て札 + サプライから補充 = 12枚】となるように山札を作ります。つまり、捨て札がまた山札から出てくるのです。

勝利点やカードの効果が良いという理由で保留にしがちのカードも、「あのカードは相手に取られたくないし、捨て札にして資源だけもらって、次のラウンドに回そーっと」と躊躇なく捨て札に出来ますし、ラウンド毎の区切りがあるとはいえ長期的な戦略が必要になってくるあたりも非常に面白い!と感じました。

 

~まとめ~

全体の世界観として『元々魔王がいた世界』なわけですが、カードの役職やゲーム内容も含め、無理にファンタジー要素を盛り込む必要はないのでは?と思いました。

現実的な世界観でも十分に表現できる内容なので、せっかく『魔王を倒した後のお話』ならそのあたりもゲーム内容に反映させてくれたらもっと私好みだったのになぁ、と思いましたとさ!

しかしながら、カード獲得系のゲームですから楽しいに決まってます。先読みを必要とするゲームでありながらも、シンプルで重すぎないのも好印象です。

 

ぜひみんなもやってみてね!!

 

ではまた!